- 婚活ストーリー・体験談
結婚して母になったから、子どもたちに見せたかった広島

こんにちは!大阪市城城東区、鶴見区、旭区、都島区、東大阪市で婚活サポートしているTasHEART結婚相談所の北です。
先日、家族で広島を1日観光してきました。
きっかけは、夫の
「せっかくやから、広島寄ろうか」
という一言でした。
小学6年生の長男の修学旅行先は和歌山でした。
それを聞いた時から、私はいつか長男を広島に連れて行き、原爆ドームや平和記念資料館を見てほしいと思っていました。
私自身、修学旅行で広島を訪れた経験はありません。(関東出身なので奈良京都でした)
初めて広島の平和記念資料館を訪れたのは、大学生の頃、姉と二人で広島観光をした時でした。
当時はまだ蝋人形による展示があり、20歳を超えていた私にも、その光景はかなり衝撃的でした。
原爆の恐ろしさというより、「怖かった」という記憶が強く残り、それ以来、正直なところ足が遠のいていました。
それでも今回、子どもたちを連れて行こうと思ったのには理由があります。
日本人に生まれ、日本で暮らしている子どもたちに、広島や長崎で実際に何が起こったのかを知ってほしい。
そして、なぜ日本が平和を大切にし、戦争を繰り返してはいけないと伝え続けているのかを、自分たちなりに考えるきっかけを持ってほしいと思ったからです。
少し前にテレビで、原爆ドームで以前展示されていた蝋人形について、
「子どもがトラウマになる可能性がある」
といった理由から撤去されたという内容を見たことがありました。
その時は、
「強烈な展示がなくなって、どうやって原爆の恐ろしさを伝えるんだろう」
と少し疑問に思っていました。
実際に今回訪れてみると、私が大学生の頃に見た資料館とは大きく変わっていました。
展示は、映像や模型を使って原爆が落とされた瞬間や被害の大きさを伝えるところから始まります。
その後、被爆された方々の写真や衣服、自転車など、実際に残された品々が並びます。
さらに、原爆投下直後だけではなく、その後も放射線の影響に苦しんだ方や、その家族についても紹介されていました。
昔のような強烈な蝋人形の展示はありません。
でも、私はむしろ今回の展示の方が心に残りました。
写真だからこそ分かる現実があります。
原爆で亡くなった子どもたちの、被爆する前の元気な写真。
その隣に、その子に何が起こったのかが書かれています。
「この子にも普通の日常があったんだ」
そう思うと、一つひとつの展示が重く感じられました。
5歳の次男も、展示を見ながら突然、
「涙出そう」
と言いました。
まだ戦争や原爆について十分に理解できる年齢ではありません。
それでも、子どもなりに何かを感じたのだと思います。
小学2年生の長女と5歳の次男は、途中から怖くなり、最後の方は足早に資料館を出ました。
長女はその日の夜も、
「怖い」
と言って、私と一緒に寝ました。
一方、小学6年生の長男は、音声ガイドを一つひとつ聞きながら、ほぼすべての展示を最後まで見ていました。
何を感じたのか、私はあえて細かく聞いていません。
今回の経験が、これから子どもたちの考え方にどんな影響を与えるのかも分かりません。
すぐに何かが変わるわけでもないと思います。
それでも私は、
連れて行ってよかった。
そう思っています。
私が子どもの頃は、祖母から戦争中の話を聞く機会がよくありました。
祖母自身が戦争中に子どもだったため、当時どんな暮らしをしていたのか、食べ物のことや生活のことなどを聞いた記憶があります。
その頃の私は、
「昔はそんな感じやったんやな」
くらいにしか思っていませんでした。
ところが、自分の長男が小学6年生になって、ふと気づきました。
今の子どもたちは、身近な人から戦争の話を直接聞く機会がほとんどないのかもしれない、と。
祖母から私へ伝えられた話も、私が伝えなければ、そこで途切れてしまいます。
だからこれからは、私が聞いてきたことを、少しずつ子どもたちに伝えていきたいと思うようになりました。
そして、こんなことを考えるようになったのも、
結婚して、母になったから
だと思います。
独身だった頃の私は、自分がどこへ行きたいか、自分が何をしたいかを中心に考えていました。
でも家族ができると、
「この子たちに何を経験してほしいか」
「何を大切にして大人になってほしいか」
ということを考えるようになりました。
結婚すると、楽しいことばかりではありません。
夫婦で意見が合わないこともありますし、子育てに悩むこともあります。
それでも、自分一人では持つことのなかった視点や、知らなかった感情に出会えることがあります。
今回の広島への旅も、私にとってはその一つでした。
「平和が大切」
という言葉だけなら、子どもたちも何度も聞いていると思います。
でも実際にその場所へ行き、見て、怖いと感じたり、悲しいと感じたりすること。
その経験の中から、自分なりに考えてくれたらいいなと思っています。
そしていつか子どもたちが大人になった時、
今回広島を訪れたことを、ふと思い出す日があればいいな。
そんなことを思った、家族での広島1日観光でした。
結婚は、結婚式や婚姻届がゴールではなく、その先に家族として積み重ねていく時間があります
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